プリンターインクの原料
2017.07.26

CMYKトナープリンターのインクの原料とはいったい何か、あなたはご存知でしょうか。身近な存在でありながら、インクの原材料については意外と気に留めないものです。しかし、プリンターのインクには有毒な物質が含まれているという主張もあります。果たして本当にプリンターのインクには危険が潜んでいるのでしょうか。インクの原料には様々なものが含まれていますし、もちろん企業によって含まれている内容物は違います。また同じ会社の物でも、色によって成分にはかなり差があります。
例として大手のプリンターインクの原料を紹介すると、水・有機成分・グリセロール類・色材・トリエタノールアミンとなっています。水は置いておいて、簡単にその他の成分を解説します。有機成分とは炭素化合物のこと、炭素を成分として含む化合物のことです。グリセロール類とは、通称グリセリンのことでこちらは食品添加物として有名ですね。色材は各色を出すために使われているものの総称ですし、トリエタノールアミンは有機化合物のひとつでありpH調整剤として使用されているものです。トリエタノールアミンもグリセロール類と同様、食品添加物として使用されることもあります。
意外と、食品添加物のように口に入れられる成分が使われていることがわかります。これは一例ですが、多くのプリンターインクには目立って危険な物質は使われていません。もちろん何をもって危険とするかは人によるでしょうが、一般的に見て毒物と呼ばれるようなものはほぼ含有されていないことがわかります。危険性が気になる、原料が気になるという方にプリンターのインクでおすすめの選び方は、HPを事前に確認することです。
大手のプリンターメーカーなら『製品安全データシート(SDS)』と呼ばれる、原材料のリストを無料公開してくれています。そこで自分で成分を確認し、安心して使えるインクを選ぶのがプリンターのインクのおすすめの選び方です。
ちなみに製品安全データシートには、正しい取り扱いや保管法、誤ってインクを吸引してしまった・目に入った・肌に付着した・飲み込んでしまったなど、トラブル時の応急処置の方法も記載されています。とはいえ、プリンターのインク以外にもすでにこの世界では様々なところで化学製品は使われていますし、インクも多少手指についたり、少量舐めてしまったりといった程度ならすぐに健康を害すようなことはありません。
もちろんインクを飲んでしまったとなると話は別なので、子供などの手に届かないところに保管することは大切ですが、アレルギー等ない限りはあまり気にしすぎず、自分にとって便利さと健康のバランスがちょうどよい、ベストなプリンターインクを探すのが良いのではないでしょうか。

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