プリンターインクの種類
2017.07.26

プリンタープリンターインクには様々な種類があります。プリンターメーカーだけでなく、プリンターのインクだけをつくっているインクメーカーもありますから、一口にプリンターインクといってもその種類は多様です。今回はプリンターのインクの、基本的な種類や分類についてご紹介します。
まずは大別して、純正プリンターインクと互換プリンターインクという分類があります。先ほどお話したように、インクはプリンターメーカーとインクメーカーの両方が作っています。プリンターメーカーが作っている、つまり正規品のインクが『純正インク』です。それ以外のインクのみを生産しているインクメーカーの製品を『互換インク』と呼びます。この二種類が、基本となります。
純正インクの場合、ご自身のプリンターに合う種類はそう多くありません。ただし、純正品ならばどれを選んでも動作に問題なく、プリンターに負荷をかけることはないという安心感があります。互換インクの場合、様々な種類があります。また、性能もまちまちで、文字印刷に長けている種類もあれば、正規品に近い品質で写真等の画像を印刷できるものもあります。ただし、動作が不安定なものがあったり、インク漏れ等のトラブルがあったりと、安定感には欠けます。
また、プリンターメーカーの正規品ではないので、プリンター本体との相性に関しても未知数なところがあります。性能差もありますが、両者のプリンターのインクの値段には大きな違いがあり、互換インクは純正インクの2分の1~5分の1程度とかなり安価です。互換インクには安さという大きなメリットがあるのです。純正品と互換品以外にも、プリンターのインクで忘れてはいけない分類があります。それが『顔料インク』『染料インク』という違いです。顔料インクと染料インクは、まったくの別物なので注意が必要です。
顔料インクは紙の表面に色の粒子を付着させることで文字や写真を印刷することができます。染料インクはというと、インクを紙の表面に染みこませることによって印刷するためのインクです。それぞれの印刷には特徴があり、顔料系インクによる印刷では高精度な色の表現や速乾性が魅力です。使える用紙も染料インクよりも多く、耐久性が高いのでにじみにくいという特徴もあります。染料インクはというと、鮮やかでくっきりとした発色が楽しめます。光沢感があり、印刷スピードも速いのですが、色がなじむまで少し時間がかかるという特徴もあります。
ちなみに一つのプリンターでこの二種類のインクを使うことができる機種は少なく、多くの場合プリンターを選ぶ段階でどちらのインクを使いたいかを決める必要があります。写真をたくさん印刷される方なら染料インクプリンターがおすすめですし、レポートや文書をよく印刷される方なら顔料インクプリンターがおすすめです。ただし、最近は高精度の写真印刷に優れた顔料インクプリンターが作られていたり、写真を刷るときは染料インク、文字を刷るときは顔料インクと使い分けのできるプリンターが販売されていたりします。インクの種類から、自分の用途にあったプリンターを見つけるというのも、家庭での印刷を楽しむひとつのアイデアかもしれませんね。

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